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WEB広告代理店に運用を任せるメリットとデメリットについて解説

WEB広告の配信を検討しているけど、何から始めれば良いか悩んでいる方には広告代理店に運用を任せることをおすすめします。

本記事では、代理店の役割から運用を依頼することによるメリットとデメリットを解説いたしますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

WEB広告代理店とは、広告代理店の中でも、WEB広告の運用代行やコンサルティングに特化したいわゆる専門広告代理店のことを指します。

WEB広告代理店は具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。

簡単にまとめると、広告主の代わりにインターネット広告配信するための戦略立案と広告配信準備、広告配信後の成果最適化を行っています。

広告費に応じた手数料を支払うような料金体系が一般的で、手数料率の相場は20%です。

別途コンサルティング費用やレポート費用がかかる代理店もあれば、手数料の範囲内に含む代理店もありますので、手数料は同じでも実態は異なるようなケースもあるので注意が必要です。

また、WEB広告の種類は幅広く、リスティング広告やSNS広告、動画広告など種類に応じて運用ノウハウも異なるため、代理店によって媒体の得意不得意もあります。

広告代理店を検討する際には、必ず相見積もりを取り、自社に合った代理店を選ぶようにしましょう。

総合代理店が取り扱うテレビCMや、交通広告などの広告とは異なり、主要なWEB広告は、広告代理店を通さなくても自社で配信することができます。

WEB広告代理店に運用を依頼すると、20%の手数料がかかりますが、自社で運用すれば手数料はかからず、コストを抑えて広告を配信することが可能です。

それでは、WEB広告代理店を利用することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

WEB広告で成果を上げるためには、WEB広告に関する深い知識と、高い運用スキルが必要です。

WEB広告の成果は運用次第で大きく変わるため、運用状況によっては、手数料の20%を支払ったとしても、自社で運用をした成果を超えるような成果を出すことも可能です。

インターネット業界の移り変わりは激しく、WEB広告の運用ノウハウについても賞味期限が早いため、書籍などでは実践で使えるレベルの運用ノウハウを身に付けることが難しいことも代理店を活用すべき理由になります。

また、代理店では数多くの商材の広告運用の実績があるため、類似の商材の運用事例を生かした広告配信も可能です。

ただし、代理店や担当者によって運用力には差があるため、必ずしもWEB広告代理店に任せればうまくいくとは限りません。

良い代理店に巡り合うまでに、何社も代理店を乗り換えるようなことも珍しくないため、代理店選びは慎重に行いましょう。

テレビCMなどの枠を買いきって配信する純広告と呼ばれる広告は、戦略と企画が命で、配信され初めてしまえばあとは結果を待つだけですが、WEB広告はそうはいきません。

WEB広告は運用型広告と呼ばれており、日々の運用が成果を分けます。

運用業務には、それなりの工数がかかるため、専任担当を付けないと自社内のマーケティングチームが片手間で取り組むには、負荷が大きすぎる可能性があります。

代理店に依頼をすれば、日々の運用調整から、レポーティングまですべて任せることができるので、社内の業務改善の意味合いで広告代理店を利用する企業もいらっしゃいます。

WEB広告はかなりの頻度でアップデートが行われているため、最新情報のキャッチアップは非常に重要です。移り変わりの激しいWEB業界では、情報はそのまま武器になります。

WEB広告を専門としているWEB広告代理店は、広告媒体社とのつながりも深く、最先端の媒体情報を得ることができます。

メリットだけでなく、WEB広告代理店を利用するデメリットについてもご紹介します。

WEB広告代理店では、相場で広告費に対して20%の運用手数料がかかります。

例えば、広告費が100万円の場合は、20万円が手数料としてかかります。

広告費が大きくなればなるほど、手数料も膨らむため、自社内で運用した場合と比較するとコストがかかってしまうことがデメリットです。

社内にWEB広告運用のノウハウが溜められないことも、代理店運用のデメリットとして上げられます。

WEB広告代理店に広告運用を依頼することで、代理店のノウハウを活用することができますが、仮に代理店との関係性が無くなった場合に、自社内にノウハウを残すことができません。

WEB広告の成果を最大化するためには、商品やサービスの市場状況を把握し、自社商材の強みを理解する必要があります。

最適な広告媒体を選定したり、クリエイティブ案を考えるためには、商材理解が欠かせません。

WEB広告代理店はWEB広告に関してはプロですが、商品やサービスに関する知識については社員に劣りやすいです。

そのため、代理店のレベルによっては、的外れな提案を出してくることもあります。

本来、商材理解はWEBマーケティングにも必須のものなので、しっかりと自社の商品/サービスについて理解を深めてくれる代理店を選ぶようにしましょう。

WEB広告代理店はどのように選定するべきなのでしょうか。

運用方針、対応領域、契約内容の3つのカテゴリに分けて、事前に確認すべきチェック項目を9個ご紹介します。

広告主の利益を一番に考えているか

WEB広告代理店の多くはCPA(獲得単価)で成果判断をしており、購入や問い合わせが発生した後の成果についてはノータッチの場合がほとんどです。

CPAが低くても、成約につながらなかったり、すぐに解約されてしまうようなら意味がありません。

そのような広告主に利益の出ていない状態でも、CPAが低いことを成果が良いと紐づけて、予算の増額提案を強引に進めようとする代理店も存在するので注意が必要です。

レポート共有

代理店によってレポートの扱いも様々です。

どのようなレポートを出してくれるのか、どれくらいの頻度で出してくれるのかを事前に確認しておきましょう。

手数料にレポート作成費用を含まない代理店もあるため、注意が必要です。

報告の頻度

レポートと同様、チャットや電話、打ち合わせなどの報告の機会がどれほどあるかについても確認しておきましょう。

特に配信開始直後は、成果が安定しないため、小まめにコミュニケーションを取ることが重要です。

代理店によっては月に一度の定例報告会とレポート以外には、報告がないというケースもあるので、日々のコミュニケーションや報告についてもどのように行えるのか確認しておく必要があります。

媒体との連携

WEB広告代理店は、総合広告代理店とは違いWEB広告に特化した代理店です。WEB広告に特化しているからこそ、広告媒体との関係性も強い傾向にあります。

一部の広告媒体では、広告代理店の運用金額や実績値、媒体の理解度などを総合的に判断して認定代理店としてステータスを付与するような取り組みを行っています。

認定代理店には、広告媒体社の専属担当が付くことがあり、媒体の最新ノウハウ共有を受けたり、広告主の個別のアカウントに関してもアドバイスを得ることができ、より高いサービスを受けることができます。

取り扱う広告媒体

WEB広告媒体であれば、基本的にどのWEB広告でも取り扱うことができますが、代理店によって得意とする媒体には差があるため、取り扱う媒体については、実績ベースで確認してみるのがよいでしょう。

WEB広告に属する広告媒体は無数に存在しますが、主要な媒体としては下記が挙げられます。

サイト・クリエイティブ制作

WEB広告において、サイトやクリエイティブ(広告バナーなど)は運用調整と同等かそれ以上に成果にインパクトを与える重要な要素です。

別途制作会社に依頼することもできますが、広告のターゲティングや配信戦略にあった制作物をスピード感をもって制作することが重要なので、できれば広告運用を依頼している代理店で制作できるとスムーズです。

費用に含まれるサービス内容

代理店によっては、手数料とは別に、レポート提出やアカウント構成の作成にオプションで費用が発生する場合があります。

手数料率のみでWEB広告代理店を比較するのではなく、手数料内に含まれるサービス内容についても確認しておきましょう。

最低出稿金額

代理店によっては、最低出稿金額を設定している会社もあります。

規定の出稿金額を下回って広告配信を依頼した場合、別途違約金等がかかる場合もあるため、事前に最低出稿金額の設定はあるか確認しておきましょう。

最低契約期間

最低出稿金額と同様、最低契約期間を設定している会社もあります。

契約期間についても、規定の期間より短い期間で解約となった場合、別途違約金がかかる場合があるため、必ず確認しておきましょう。

本記事では、WEB広告代理店に広告運用を依頼することのメリットとデメリット、代理店の選定方法について解説してきました。

代理店運用を検討している方はぜひ本記事を参考に、自社に合った代理店をさがしてみてください。

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