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【WEB広告代理店の選び方】
6つポイントと乗り換えの判断軸について解説

日本には数多くのWEB広告代理店がありますが、WEB広告の運用を任せられるという意味ではどれも同じで、それぞれの違いはなかなか分かりにくいです。

そこで本記事では、WEB広告の運用を外注したいと考えてる方に向けて、WEB広告代理店を選ぶためのポイントと乗り換える判断軸についてご紹介いたします。

WEB広告代理店を選ぶときに見るべきポイントとして下記の6つをご紹介いたします。

WEB広告では、CPA(顧客獲得単価)をKPIとして運用を行うケースが多く、WEB広告代理店もCPAの改善を目指して広告を運用していくケースが多いです。

ただ、CPAはあくまでも広告媒体上の数値でしかなく、利益に連動したものではありません。

CPAが低くても、獲得できている顧客の質が低く、その後の成約率や解約率が低いのであれば、本当の意味で成果が良い広告とは言えません。

CPAしか見ていない代理店の場合、広告の成果に対する認識のズレも起こりやすく、利益が出ていないのに「CPAが低いので予算を増額してください」という提案をすることもあり、それがきっかけで代理店を乗り換えるようなケースも多いです。

広告代理店ごとに料金体系やサポート体制に多少の違いはありますが、最終的に広告の運用を行うのは人です。

どうしても運用者のスキルに依存してしまうため、同じ代理店の中でも、担当者によって成果が変わることも珍しくないです。

運が悪いと新卒1年目のほぼ未経験の担当がついてしまうケースもあるため、営業担当だけでなく、広告運用者の話も聞いて代理店を選定するようにしましょう。

主な確認ポイントとしては下記のようなことが挙げられます。

WEB広告代理店では、広告費に対して20%の手数料がかかる手数料率型の料金体系が最も一般的です。

20%を下回るケースもありますが、手数料が安い分、レポートや定例MTGなどのサポート体制が充実していないことがあるので、必ず相見積もりを取り、手数料率と対応領域のバランスを見て依頼先を決めましょう。

料金体系と対応領域については主に下記のポイントについて確認しておきましょう。

WEB広告媒体であれば、基本的にどのWEB広告でも取り扱うことができます。

ただ、代理店によって得意とする媒体には差があるため、取り扱う媒体については、実績ベースで確認してみるのがよいでしょう。

WEB広告に属する広告媒体は無数に存在しますが、主要な媒体としては下記が挙げられます。

広告予算が数千万から数億円というケースでも、これらすべてを利用するというケースは少ないため、大切なのは取り扱う媒体数ではなく、配信を検討している媒体または、自社の商品/サービスと相性の良い媒体で実績があるかどうかです。

WEB広告代理店は、総合広告代理店とは違いWEB広告に特化した代理店です。WEB広告に特化しているからこそ、広告媒体との関係性も強い傾向にあります。

一部の広告媒体では、広告代理店の運用金額や実績値、媒体の理解度などを総合的に判断して認定代理店としてステータスを付与するような取り組みを行っています。

認定代理店には、広告媒体社の専属担当が付くことがあり、媒体の最新ノウハウ共有を受けたり、広告主の個別のアカウントに関してもアドバイスを得ることができ、より高いサービスを受けることができます。

WEB広告で必要な広告バナーやサイトを社内で制作できない場合は、制作会社や広告代理店に依頼することになります。

WEB広告におけるバナーやサイトは、作り込むほど成果が出るとは限りません。

一見、クオリティが低いような素人感のあるバナーの成果が良いようなことはWEB広告では良くあることなので、PDCAを回して成果の良い傾向を見つけていくことが重要です。

WEB広告においては、制作も広告運用の一部なので、できれば広告の運用を依頼した会社に制作機能が備わっていると理想的です。

1から代理店を検討する際には、制作機能の有無についても確認しておきましょう。

BtoBサービスの中でも、ツールなどと比較してWEB広告代理店の乗り換えは、頻繁に行われます。

代理店を乗り換えるきっかけとしては下記のようなものが挙げられます。

1つ目は、任せてしばらく経つのに成果が出ていないケースです。

WEB広告の運用最適化にはおおよそ1~3か月の時間がかかりますが、3か月を過ぎても成果が出ていないのであれば、目標設定か運用のどちらかに問題がある可能性が高いです。

代理店を変えるかどうかはさておき、セカンドオピニオンのような形で、他の代理店に現状を相談して改善余地を探るのもよいでしょう。

2つ目は、1つ目と近い部分がありますが、成果が悪い際の悪化要因の分析や改善提案に納得感がないようなケースです。

WEB広告は運用調整だけでなく、市場や競合他社の変化によっても成果が変わるため、代理店の運用に非がなかったとしても成果が悪化するタイミングは存在します。

成果が悪化した際に、しっかりと要因分析を行い、納得感のある改善提案を出せるかどうかは良い代理店を見極める上で重要です。

外部要因ばかりを原因にあげて、具体的な改善策がないような場合は、乗り換えを検討してもよいでしょう。

3つ目は、一定の成果は出ているものの、毎月の定例MTGで特にそれ以上の進捗がなく、頭打ちになったようなケースです。

さらに拡大を考えていきたい場合、代理店を変更するか、既存の代理店はそのままに新しい施策を提案できる代理店を追加するのもよいでしょう。

代理店によって得意とする分野や、対応領域には違いがありますので、新しい代理店を使えば施策の幅を広げることが可能です。

4つ目は、コミュニケーションに関する課題があるケースです。

最も多いのがレスポンスの遅さで、質問への回答や依頼したレポートに数営業日かかってしまうようなケースが挙げられます。

レスポンスが遅い原因は様々ですが、組織体制の違いも考えられます。

広告を運用する運用担当者と連絡を取る営業担当が別になっているような場合、営業担当は詳細な運用状況を把握していないため、質問の回答にどうしても時間がかかってしまいます。

スムーズなコミュニケーションを重視する場合、運用担当と営業担当が同一人物だったり、運用担当と直接連絡が取れるような代理店を選ぶと良いでしょう。

ただし、運用担当と営業担当が分かれていることには、運用者が運用業務に専念することができ、専門性が高くなりやすいというメリットもありますので、どちらが良いかは重要視する要素に合わせて選ぶようにしましょう。

WEB広告代理店の選び方と乗り換えの判断についてご紹介いたしました。

広告の運用を代行するという意味ではどこも同じですが、代理店や担当者ごとに色があり、相性の良し悪しもあります。

相性の良い代理店を見極めるためには、ご紹介したポイントを押さえつつ相見積もりをするのがおすすめです。

また、予算によっては1社だけでなく複数の代理店を同時にいれて、継続する代理店を選ぶような方法も可能ですので、状況に合わせて検討しましょう。

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