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リスティング広告を配信できる媒体とは?
主要な広告媒体について解説

本記事では、リスティング広告を出稿できる主な媒体と、媒体それぞれの特徴について解説いたします。

リスティング広告の出稿を考えている人はぜひ参考にしてください。

始めに、リスティング広告についておさらいしましょう。

リスティング広告とは、検索したキーワードに連動して表示されるテキスト形式の広告のことを指します。

検索結果に連動していることから、検索連動型広告や検索広告とも呼ばれています。

掲載枠は媒体によって若干異なりますが、検索結果の上部と下部の1~4枠目がリスティング広告の掲載枠です。

今まさに商品やサービスを探しているニーズの顕在化したユーザーに広告を配信できるため、リスティング広告はWEB広告の中でも購買や申し込みなどの成果につながりやすい傾向があります。

リスティング広告を出稿できる媒体としては、国内で利用率が高い「Google検索広告」と「Yahoo検索広告」が代表的です。

Google検索広告とYahoo検索広告の他に、2022年5月31日にローンチされた検索エンジンの「Bing」に出稿できるMicrosoft検索広告というものもあります。

Google検索広告、Yahoo検索広告、Microsoft検索広告の3つが主なリスティング広告を配信できる媒体です。

Google検索広告、Yahoo検索広告、Microsoft検索広告のそれぞれの検索エンジンとしての特長について簡単にご紹介します。

日本の検索エンジンの利用率77%を占めるGoogleに出稿できる広告媒体です。

年齢、性別問わず、幅広いユーザーに利用されており、利用者の属性に偏りはありません。

引用:statcounter『日本の検索エンジンシェア(2019年5月~2020年5月)』

Googleに次ぐ利用率を誇るYahooに配信することができる広告媒体です。

日本での利用率12%ほどで、比較的40〜50代の利用率が高い傾向があります。

引用:statcounter『日本の検索エンジンシェア(2019年5月~2020年5月)』

日本の検索エンジンの中では利用率10%ほどになっており、利用率ではGoogleとYahoo!には劣りますが、WindowsのPCのデフォルトの検索エンジンに設定されているため、ビジネス層かつPCデバイスでの利用が多いという特徴があります。

引用:statcounter『日本の検索エンジンシェア(2019年5月~2020年5月)』

次に広告媒体としての特徴についてご紹介します。

Googleは、検索エンジンだけでなくGoogleマップやYouTubeなど様々なサービスを展開しており、それらで得た膨大なデータを活用できるのが強みです。

WEB広告媒体には、AIを生かした広告の自動最適化機能が備わっているのですが、Googleは他の広告媒体よりもAIの精度が高く、自動最適化で改善できる幅も大きいです。

ただし、出稿している企業も多い分、1クリックあたりにかかる費用が他のリスティング広告媒体と比較して高めの傾向があります。

Yahoo検索広告では、年齢や性別などのユーザー属性でターゲティングすることができないため、特定の年齢や性別だけにアプローチしたい場合は、Google検索広告の方が向いています。

Google検索広告よりも1クリックあたりにかかる費用が安く、競合する企業も少ない傾向があるため、Google検索広告を上回る成果が出ることもあります。

Google検索広告とYahoo検索広告は合わせて実施されることが多いです。

ビジネス層かつPCデバイスでの利用が多いという検索エンジンの特性を生かした配信が効果的です。

BtoC向けの商材との相性もよく、Google、Yahooに次ぐリスティング広告媒体として注目を集めています。

1クリックあたりにかかる単価はYahooよりもさらに安いですが、利用率が低いため、広告を出稿できるボリュームも少ないです。

Microsoft検索広告単体で売上を拡大していくには限界があるため、GoogleやYahoo検索広告と併用するケースが多いです。

Google検索広告・Yahoo検索広告・Microsoft検索広告では、利用できるターゲティングに違いがあります。

それぞれ利用できるターゲティングは下図の通りです。

GoogleマップやYouTubeなど、様々なサービスで集めたビックデータを生かした幅広いターゲティングが強みです。

中でも「興味関心」でターゲティングができるのが特徴です。

興味関心ターゲティングで設定できる内容は幅広く、例えば「アウトドアファン」「ペット愛好家」などが用意されています。

用意されていない内容についても、キーワードを指定して自ら作ることも可能です。

リスティング広告ではあまり活用するケースはありませんが、ディスプレイ広告(WEBサイト上に表示される画像やテキスト形式の広告)では、主要なターゲティングとして利用されます。

Google検索広告やMicrosoft検索広告と比較してターゲティングの自由度は低めです。

ただ、リスティング広告ではキーワードのみをターゲティングとして利用することが多いため、それほど不便に感じるケースは少ないです。

Microsoft検索広告では、「会社名」「業界」「業種」に関するターゲティングを利用できることが特徴です。

BtoBサービスと相性が良いですが、対象を絞りすぎるとボリュームが極端に少なくなるため、程よい絞り込みがおすすめです。

ここまでリスティング広告が配信できる広告媒体として、Google検索広告、Yahoo!検索広告、Microsoft Search広告の3つをご紹介してきました。

それぞれの媒体で設定できるターゲティングや利用者層などの特徴があるため、自社の商材と相性が良いリスティング広告媒体をしっかりと見極めましょう。

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